青鼻のトナカイのひとりごと
少し前の新聞記事より
読売新聞 平成20年2月4日付 “子どもの心 中学校で(6)”
『友だち作りの難しさ』
本文より
…I君という男の子に関する苦情が集中した。
書いた子はおとなしい男の子ばかり。「I君が僕のカバンに虫を入れた」「掃除の時ほうきを振り回す」「勝手に話しに入ってくる」「背中をたたかれた」。その都度、I君に事実を確かめ、指導した。しかし理由を聞いても、うつむいたままということが多く、いったん「もうしません」と謝っても、しばらくすると同じことを繰り返した。…
(全文は http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/hagukumu/kodomo/20080204us21.htm)
ソコだけ を見ると 乱暴、自分勝手、いじわる等
“困った子”となるかもしれません。
しかし 前後の状況や周りの様子、本人等
よく観察してみると 実は “困っている子”である場合があります。
乱暴に見える行為も 実はどうすればよいのかわからず
もがいている状態であったりします。
例えば
発達障害を持つ子どもの中には
人との関わり方がうまくいかないタイプもあります。
(注:記事の生徒が 発達障害 ということではありません)
けして「人との関わりが要らない」のではなく
「関わりたいけど 関わり方がわからない」子どもたち…
もちろん してはいけない行為 は 止めなければなりません
ただ そこでもう一つ…
本人がなぜそのようなことをするのか?背景を探り
「では こんなときは どうしたらよいのか?」
本人にできる 良い見本を具体的に示す(一緒に考える)ことが
大切になってきます
日常の生活の中で 自然と身につくハズの 「あたりまえ」のことが
実は 丁寧に教えてもらわないとわからない
“みんなと同じやり方”ではわからないことがあり
本人に合った方法が必要とされる ということ。
障害特性で ある分野だけがうまく機能しないために
多くの子どもたちにとって なんでもない簡単な
「これぐらい♪」と思うようなことが 難しい子どもたち。
(ある部分では 突出した才能を持っていたりするのでややこしい)
やり方がわからないのに「わかっているハズ」として
ドンドン周りが進んでしまう → わからないからうまく対応できない
→ 「こんなことができないの?」と責められる
この悪循環を止めなければ 子どもは追いつめられていきます
できるハズ、わかっているハズ に 苦しめられる子どもたち…
そんなことを考えたことがありますか?
また
この記事の生徒に関して 障害云々はドコにも書いていません。
実際 発達障害を持っていなくても
人との関わりが苦手な子どもたちはいますよね
障害があるから ではなく
「困っている子ども」に 必要な支援を…
「一人ひとりのニーズに合った教育的支援」を掲げる
特別支援教育の推進は
「すべての子どもたち」のために を目指しています
青鼻のトナカイ
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